文字録
初出:pixiv/2017-10-12

#キャプション芸 と言われたネタ。エロはほぼない。線より上がキャプションだった。そら、芸言われますわ。

この度、勇者と盗賊の情事を録音することに成功した。
しかしピクシブでは音声データは公開出来ないため
力不足ではあるが、書き起しを行った。これはその記録である。

記録に目を通していただくにあたり、以下の点をご留意願いたい。
・元データが音声のみにつき、会話のみの記録となる。
・風景が解らないため詳細なところは記載出来なかった。
・時折、会話以外で何らかの音が入っていた場合は、注として記載している。
・極力起しきれるよう努めたが、聞き取れなかった部分がある。
・再現性を高めるべく、発言をそのまま起こしたため品の無い単語も含まれている。


皆さんに音声をお届け出来ないのが非常に残念だ。何とか方法を考えるつもりだ。
おや、こんな時間に来客か…?先日頼んだ防水レコーダーか。
ともかく、名案が浮かんだらまた報告をすることとする。


[メモはここで途切れている。]

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(注:ドアの閉まる音が入っている)
「おまたせ」
「風呂なげぇよ。」
「しょうがないじゃない、こっちは色々大変なんだよ?」
「そりゃわかるけどよ、つーかタオル一枚とかやる気すげぇな。」
「どうせ着たって数分で脱がされるから。そもそもいつも上裸のカミュに言われたくない。」
「なんだよ、別にいいだろ?それとも、俺が上裸で困ることでもあんのか?ん?まさか」
「そ、そんなわけじゃないし!」
「顔真っ赤にして否定されてもなぁ。」
「もー!バカミュ!ヘンタイ!」
「はいはい、ほら。来いよ。お前の大好きな俺の胸板に飛び込んでこいグフッ!」
「御望み通り、飛び込んであげたよ。キミの大好きなサラサラヘアーはいかがですか。」
「お前石頭過ぎんだろ…わりと本気で痛かったぜ。ついでに髪は風呂上りのくせにサラッサラだな。くしゃくしゃにしてやりてぇ。」
「ちょ、ちょっとやめて!」
「はは!まぁこれからゆっくり乱してやるよ。」
「そういうセリフが意味わかんない。」
「嫌いじゃないだろ?」
「キミのヘンタイ部分以外はね。……カミュの体あったかい。キミの匂いがする。」
「お前の肌は相変わらず綺麗だな。ついでに胸薄すぎ。」
「やっぱりちゃんと鍛えた方がいいかな。」
「俺は今のお前の抱き心地気に入ってるからそのままでいて欲しいんだけど。」
「じゃあこのままでいいや。」
「なんだよ、ちょっと素直になりやがって。」
「うぅん?なんか、こういうの久しぶりだなって。」
「そうだな。旅のリーダーがキャンプばっかだからな。」
「だって」
「まぁ偶にじゃなきゃ、お前だって相手してくれねぇだろうから変わんねぇよ。その代り、こういう時はたっぷり楽しませてもらうぜ?」
「ムリ厳禁だからね。マルティナの蹴りが飛んでくるよ?」
「おっさんに仁王立ちしてもらうから平気だろ。」
「はは!とばっちりにも程があるよ。」
「絶対おっさんマゾだぜ?悦びかねねぇよ。鎧着てるし大丈夫だろ。」
「酷い偏見だよ。ってちょっとどこ触って」
「タオルとっていい?」
「まだ、だめ。んッ……はぁ。もう不意打ちすぎるよ。」
「だめって言い方すげぇ可愛かったからつい。まぁまだ時間あるし、タオルを取らせてくれるくらいになるまで、肌触りでも楽しませてもらうか。」
「もう。…もう一回、キスして?ん!…んー…ッ」
「ご希望通りに何度でも?」
「ふふ。はぁ…カミュ?」
「ん?」
「すき。」
「知ってる。イレブン、」
「ん?」

(注:数秒の沈黙が続いていた。何が起きていたのかは不明)

「ふふ…くすぐったい。」
「胸んとこに顎乗せて?」
「こう?」
「顔見て。あー、これやばい、上目使いやばい。エロい。」
「何それ!何させてんの!」
「いや、こんなこと言うのは実に悔しいし、諦めてねぇけど、もし俺の方が背が高かったら、毎回見上げられるわけだろ?耐えきれる気がしねぇ。そう考えるとまぁ、多少諦めがつかねぇこともねぇっつーか。」
「そんなにコンプレックスなの?」
「俺も勇者の奇跡で背が伸びりゃいいのに。」
「まるで僕が勇者の力で背を伸ばしたみたいな言い方しないで。」
「違うのかよ。」
「身長くらいしかキミに勝ててないんだよ?」
「そうか?」
「それに…僕の方が背が高かったとしても、寝ちゃえば主導権を握るのはキミなんだから。」
「ったく。素で誘いやがって。黙らせて欲しい?」
「ッ…また不意打ち…不意打ちドキドキするから苦手なのに。」
「毎回宣言してられっか。…でタオルは?」
「やだ。」
「んだよ、弱点触るぞ。」
「ちょ、ちょっとまって、やん!」
「ほんと乳首弱いよな。敏感すぎるだろ。久しぶりだから?それとも、俺の指だから?」
「…どうかな。それに、カミュだって弱いでしょ?」
「お前ほどじゃって、ちょ、おい」
「んッ…」

(注:実に小さな何らかの水の音が聞こえたが詳細不明)

「…ったく。どこで覚えてんだよそんなの。」
「前に、キミから。」
「マジか。…そういやしたか。」
「それで、どうだった?」
「…ここ触ればわかんだろ?」
「ちょ、ちょっと…!!!…もう、何してるの。…カミュも好きなんだ?」
「つーか見上げてたのが悪い。見上げてくんのエロい。」
「それだけじゃない癖に。」
「お前が煽ったんだぜ?責任とれよ?」
「ちゃんと温めてからにしてね。」

(注:もぞもぞと何か布がすれる音が入っている)

「体くっつけろ、キスしながらほぐしてやっから」
「うん。」
「腕、背中。」
「首でもいい?」
「ああ。」
「んっ…」
「指入れるぜ?」
「うん…ッ!!!うぅ…は、入ってくるッ…!!やだ、その先っぽだけ入れたりするのすごく恥ずかしい!」
「実況すんな。」
「いっそ…お願い、もう全部入れて。」
「我がままだな」
「ひゃん!」
「ほら、ご希望通りだろ?」
「うん…カミュの指…ん。ッ…はぁ…。指、すごく熱い。」
「お前の方が大概熱いんだけど。」
「フフッ…んッ…んんっ…、は、はぁ、かみゅッ…ッ…」

(注:暫く会話が無いままの時間だったため記載なし)

「だいぶ解れてきたか?」
「んぁ…。ふふっ…さりげなく指増やしてたくせに。」
「物欲しそうにしてたからくれてやっただけだろ?」
「欲しいのはキミのほうじゃないの?さっきから当たってるんですけど。」
「タオルとっていい?」
「いいよ。」
「俺も脱ぐか。」

(注:ベッドがギシギシなっている音が記録されている。)

「さて。」
「カミュ、んッ…。」
「前からが良いだろ?」
「…好きなのでいいよ。ムリしないって約束してくれるんなら。」
「その約束はどうかわかんねぇけど。」
「あ、結局前からなの?って、ちょ、ちょっとまッ…!!あ、あぁああん!ッ、あ、入れるの早いよ!」
「すんなり入ったぜ?」
「はッ…ん、もう…。…カミュの、すごくあつい…。」
「で。」
「で?って、ちょ、ちょっとまって!やだ!」
「好きなのでいいって言ったじゃねぇか。」
「うぅー言ったけど、ぉ…ってなんで、ボクを片腕で抱え上げられるわけっていうか、もう、これ、あぁん、もう…先っぽだけ入ってるのほんと恥ずかしいから…。」
「だから実況すんな。つーか、何で恥ずかしいんだよ。」
「だ、だって!じ、じれったいって言うか…ひゃん!や、やだ、まって!」
「待てねぇ。振るぞ?」
「あ、あッ…んッ…はぁ、はぁッ…!」
「カリ締めてくんのやべぇ、いつものことだけど。」
「やぁあぁん…はぁ、あぁッ…かたぃぃ…」
「かたいの好きだろ?」
「んんッ…ちがぅ、か…かみゅの、だから…!」
「そーいうこというと、もっとかたくなる、ぜ!?」
「ひゃ、ああっ!…はぁ…きゅうに強いの、びっくりする…んぅ…あー…あぁー…」
「しょうがねぇな、もっと奥まで入れてやるよ。首捕まってろよ」
「だめ、からだ起したら、やんッ!あぁあああ!おく、あたっちゃうッ…!あッ!!」
「お望み通り、全部いれてやったぜ…?」
「んぅ…くち…」
「ん。」
「んぅ…ッ…んん……はぁ…はぁ…」
「腰動いてるぜ?」
「だって…さっきより、ぬるぬるになってきて…すごく、あつくて…カミュの、感じたくて…。」
「今すげぇ耐えてるとこだからあんましそういうこと言うなよ?」
「でもぉ…はぁ…んぅぅ…こし、とまんない…すき…」
「ちょっと黙っとけ。」
「ひんッ!ん…  …ッ、ふぁぁ…かみゅ…」
「あー…悪い、限界。」
「あ、やぁん!やだぁ、まって!あっ…!!」
「腰振られるのも好きなんだけどよ、やっぱり自分で振りたいっつーか。お前の要望と俺の願望を合わせると、やっぱり正面からになんだよな。奥までちゃんと入るしな。」
「はぁあ…いつもの、すごいの、するんでしょ…?」
「すごいのか?」
「すごいよ、だって、もう、意識飛んじゃうもん。」
「そうか?」
「あッあああん!、ほら、そうやって、きゅうに奥ゴツンってするの、体おかしくなっちゃう。」
「嫌じゃないだろ?」
「…うん。キミに愛されてるって思えるから。ねぇカミュ、いっぱい、いっぱいして。」
「珍しいな。」
「だって、ぼくの体、すごくキミのものになってるって思える。だから、いっぱい気持ちよくなって。それで、ぼくを、キミに染めて」
「…染まり足りない?」
「もっと…ひたひたになりたい。」
「ひたひたね…溺れてんのは、俺の方なんだけどな。」
「ん?」
「聞こえてて聞き返すなよ、そういうところ嫌われるぜ?俺以外には。ってか関係ないか。」
「フフっ…」
「御望み通り、何も考えられなくしてやるよ。たっぷりな。」
「キミのことを考える余裕は残しといてよ。」
「ったく、ワガママな王子サマだぜ。」
「んッ…」
「手握れよ。…たっぷり、気持ちよくしてやる。」
「ッ!あッ!…はぁ…あぁ…ん、ん、んっああっ!!」
「ここ、好きだろ?」
「す、き…あッ!そこ、そこ、あぁあああんッ!ごりごり、きちゃう!」
(注:以下 パシンという軽い音が邪魔で声が聞き取りきれない部分多発。空白とする。)
「はっ…」
「            」
「…                」
「やぁんッ!やだ、こえ、でる。」
「煽んなよ。」
「んんー…ふっ…            ふっ…」
「肩噛んでも良いぜ…?」
「や、だ…きず、つッ…くぅ…              ッ!」
「大事にされてんなッ、俺も…!」
「か、みゅッ!は、は、、て、…にぎ…        」
「ッ…いきそう?」
「んッ!い…しょ、あんッ!は、はぁ…あぁ…んくっ…」
「ほら…にぎれよ…指でも、俺のこと、感じんだろッ・・・?」
「            、だめ、だめ…!」
「            」
「や!やっ!んん、ん!!」
「イレブンッ!」
「かみゅ、かみゅ、かみゅ…       すき、すきッ!」
「ッ」
「イ…!い     、いっちゃうッ!   あッ!あ…んッ!」
(注:無音の時間が数秒挟まる。録音機器の不具合か)
「…はぁはぁ」
(注:荒い息をしているようだが、どちらとも解らない)
「ふふッ…はぁ、はぁ…いっしょ、だったね?」
「あー…ぜってぇお前より後にいくつもりだったのに…。不覚とった…。」
「きもち……よかった…?」
「んなこと聞くなよ、わかんだろ?」
「おなか…、わかるよ?」
「だーかーら…そういうこと言うなって…はぁ、しょうがねぇなぁ。」
「ふふふ…カミュ。」
「ん」
「ッ……、ふふッ。」
「…さっさと、風呂入るか。」
「うん。えっ、ちょ、ちょっと!」
「立てるか?立てねぇだろ?」
「でも、まって、やだ、お姫様だっこやだ!」
(注:ベッドが軋む音が入っている)
「じゃあ今日から王子様だっこに名前変えてやるよ。ほらよ。」
「っていうか、なんでそんな余力があるの!?」
「そりゃ、1回だしな。」
「い、嫌な予感がする…!やだ、1人で、1人でできるから!」
「1人で立てねぇやつにいわれてもなぁ。」
「だって、やだ!」
「ほら、風呂のドア開けて。」
「う、うぅ…」
(注:ドアの音が聞こえる。浴室のドアのようだ)
「良く出来ました。さて、2回戦でもは」


録音はそこで終わっている。
残念ながら、浴室の音声までは記録出来ていなかったので、ここまでとする。
強いて言えば勇者が怒っているような声が聞こえたくらいだ。内容までは聞き取れなかった。
浴室対策については検討事項として控えておく。



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